2011年の東日本大震災により福島県北部の中山間地で行なわれていた畑わさび栽培の生産が壊滅。さらに、地球温暖化や自然災害、高齢化などにより、畑わさび、沢わさびともに生産量が大きく減少しています。そのような中、近年の世界に広がる日本食ブームでわさびの需要は世界的に高まっています。アグリ・コアは、福島県のわさび栽培の復興と需要に応える安定的な生産を目指して、微生物とITを駆使した安全・安心で環境に優しい栽培技術を開発・実用化し、平地の環境制御温室でわさびの超促成栽培を行い、また栽培方法をライセンス提供しています。
アグリ・コアは「相馬わさび」の生産・販売を始めとして、地域の皆さまとの繋がりを大切にした地域に根差した事業を進めております。クミアイ化学グループの一員として、事業を通じて持続可能な社会の実現に向けて取り組んで参ります。
Out of KidZania in ふくしま相双
地元高校生相馬農場視察
福島観光協会主催の農場視察と収穫体験
微生物とITを駆使した新たな栽培技術により、化学農薬や化学肥料の使用を最小限として環境制御温室内で生産量が減少している「わさび」の超促成栽培を実現し、安全安心で環境に配慮した農業に貢献しています。
2023年9月より「Out of KidZania in ふくしま相双」に参加して仕事体験プログラム「わさび生産者の仕事」を実施し、子供たちにわさび生産を通じて農業を知っていただく機会を作っています。
わさび栽培に関わる従業員の女性比率は57%となっています。
通常の沢わさびでは1kgを収穫するのに約30トンの水が必要なところ、本栽培技術では20分の1の量でわさびを栽培できます。
メタンガス発電の課題である発酵残渣の削減技術である消化液循環システムの特許を取得し、受託研究を実施しています。
コア培養土は繰り返しの使用が可能であり、廃棄物の削減に繋がっています(ロックウール等は使用後、産業廃棄物となる)。
アグリ・コアでは「相馬わさび」を企業様に向けて販売しております。
直売所、スーパー、飲食店、旅館など様々な販売実績がございます。
個人様はこちらの販売店よりご購入ください。