皮はむかずに軽く汚れを落とす程度で召し上がれます。なるべく目の細かいおろし金の使用をおすすめしますが、通常のおろし金でも十分美しくいただけます。醬油などの液体に溶かさず、そのまま乗せてお召し上がりください。
わさびはそのまま食べても苦い味がします。なぜわさびは辛くなるのか。わさびに存在する2つの成分。それは、苦み成分「シニグリン」と酵素「ミロシナーゼ」。それが細胞を壊す(すりおろす)ことによって出会い酵素分解され、辛み成分「アリルイソチオシアネート」が生成される。
シニグリン + ミロシナーゼ = アリルイソチオシアネート
細かくすりおろすほど、酵素反応を多く起こし風味や辛味が増します。おろし金によって味が変わるというのはこのような理由にあります。お好みの食べ方を見つけるのもわさびの楽しみ方のひとつです。*葉わさびをよく揉み辛味をを引き出すことも同じ原理です。
わさびは揮発性があります。わさびをすりおろした直後は苦みを感じ、数分後には辛味に変わります。その辛さは10分程するとだんだん甘さに変わり、その後消失していきます。
上部の茎の中に一番新鮮な部位がかくれています。手でむいて上部からおろしましょう。
↓なぜ?
先端のほうが細胞が古く、上部(茎に近いほう)が若いため。
ただし、何回かに分けていただく場合、風味を保つために先端からすりおろしても良いでしょう。
のせる食材によって使い分けても良いです。
水を入れたコップ(タッパー等)にわさびを入れます。2~3日に1度水を取り替えましょう。または、濡れたペーパーで包み、その上からラップやポリ袋等で乾燥を防ぎます。
どちらも冷蔵でおよそ一か月の保存が可能です。表面が黒くなる場合がありますが、包丁で削いで問題なく食べられます。
アグリ・コアでは「相馬わさび」を企業様に向けて販売しております。
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