当社では、令和元年度及び令和2年度福島県「地域復興実用化開発等促進事業」において「アグリセンシングを活用した山葵栽培技術の研究開発」を提案し、採択をいただきました。

この採択により、現在、葉わさびの超促成栽培の研究開発を進めております。

当社は、これまでの研究開発によって以下の成果を収めることができました。

 

アグリセンシングを活用した山葵栽培技術の研究開発の成果

1. わさびの苗を定植後2か月で葉わさびの収穫を可能とする超促成栽培に成功

一般的には、わさびは、露地栽培では約2年半から3年経過して収穫が可能となります。この期間を施設園芸で定植から2か月で収穫を可能とした例は、他にないと思います。

この理由は、当社のコア培養土、特殊肥料「メービラス」の使用と栽培管理手法を確立したことにあります。

2. わさびの耐暑性の向上

わさびの最適環境温度は、8度~18度を言われており30度を超えると生理障害や葉が黄化する等の症状があげられます。

当社では、メービラスの散布方法や栽培管理手法を研究した結果、30度を超える環境下でも生理障害を発生させず生育させることに成功いたしました。

3. 病害虫の防除システムの確立

葉わさびの残留性のある化学合成農薬を使用せず、生物農薬等を用いることで健全な葉わさびの栽培手法を確立しました。

 

今後の研究開発について

わさびの成分には、ダイエット作用、育毛効果、殺菌・消臭作用、発がん・転移抑制作用、美肌効果、抗酸化作用等の多様化効果・効能が期待されます。

当社では、このわさびの有用成分の高含有化の研究開発を進めて参ります。

 

上記内容につきましては、現在、特許出願を視野にいれた開発を進めている関係で詳細はご紹介及びお問い合わせにはお答えできませんが、開示可能な時期になりましたら、

ホームページにてご紹介をさせていただきます。

 

過去の研究開発成果

1. バイオガス発電用消化液循環システム 

消化液をバイオガス発電用原料に変化させることで、消化液の排出量を大幅に削減することに成功しました。(特許出願中)

2. パプリカの高糖度化

一般的なパプリカの糖度は、5度から6度。 これに対して8度を超えるフルーツパプリカの栽培手法を確立いたしました。

3. 高糖度トマトの栽培手法

高糖度トマト(8度以上)の栽培は、長年の経験が必要ですが、当社ではITと施肥コントロールで高糖度トマトを経験に依存せず栽培できる栽培手法を確立いたしました。

4. 枯草菌の高密度培養

一般的な振とう培養では、g中の菌数は10の9乗個と言われていますが、静止培養によるバイオフィル化を実現することでg中の菌酢を10の10乗個以上に培養する手法を確立いたしました。